ししとうブログ

作業療法士が仕事×カフェ×ブログの事を書いてます。

金沢ゲストハウスPongyi(ポンギー)初めての一人旅でおすすめの“日本一泊まりたい宿”

一人旅やゲストハウスに興味があるけど、一歩踏み出せない人って結構おられます。
その一歩が踏み出せても、旅先や宿を決めるのって大変なんですよね。
1人だと余計に決まらない人もいますし。

 

さて、金沢にあるPongyi(ポンギー)というゲストハウスをご存知でしょうか?

まるで我が家のような、こじんまりとした雰囲気で、最大宿泊者数は10人まで。

そんな質素に聞こえるこのPongyiは、世界最大シェアを誇る旅行ガイドブック「ロンリープラネット」で、日本で一番泊まりたい宿の6施設の内の1つとして選ばれています。

今回はそんな、人気のあるPongyiを、一人旅初心者のあなたに向けてご紹介します。

 

目次

ゲストハウスとは

そもそも、ゲストハウス自体がよく分からない人も多いと思うので、簡単に説明を。

旅行者の中で使われる“ゲストハウス”とは、

比較的安価な料金で利用出来る、バックパッカーの利用などにターゲットを置いた宿泊施設のこと。 普通のホテルとは違い、部屋によってはトイレ、バスルームが無い場合もあり、共用で利用するところが多いです。

“ドミトリー”といった他旅行者と相部屋のタイプから、個室まで様々です。

 

Pongyiとは

f:id:sisitohdc:20181218175150j:image

※1

日本人、外国人問わず人気の旅行地である、石川県金沢市

六枚町という、JR金沢駅から徒歩数分の場所は、江戸時代より商人で栄えていました。

その一角に、ひっそりと佇んでいるのが、築140年の町家を改修して出来た、ゲストハウス“Pongyi(ポンギー)”です。

Pongyiとはミャンマー語で『お坊さん』という意味の言葉です。

後述する、宿代表のMasakiさんが、実はミャンマーでお坊さんの経験をしている事から由来が来ているそうです。

ミャンマーの高僧の“全ての人々が生きる喜びに満たされますように”という言葉を、経営の信念としており、

必要利益以外は、他への貢献に還元する事を理念とされています。

宿代の100円はアジアの子供たち、もう100円はその他の支援に寄付しているため、スタッフ方の働き方はボランティアに近い形です。

そんなPongyiは、冒頭で紹介した“日本一泊まりたい宿”以外にも、テレビ局での紹介、トリップアドバイザーの エクセレンス認証 (Certificate of Excellence)に6年連続認定されるなど、数々の名誉を残しています。

 

しかしなぜPongyiは、訪れた旅行者の人気を集め、高い評価を得ているのでしょうか?

その理由について紹介していきたいと思います。

 

Pongyiの魅力

最近、国内には様々なゲストハウスが増えています。それぞれ個性があり、魅力的です。
このPongyiは、一言で言えばゲストハウスの醍醐味を十二分に味わえる事も大きな魅力です。

暖かいスタッフ

現在、スタッフは2名の方がおられるようです。

f:id:sisitohdc:20181218181612j:image※1

代表:Masakiさん

写真からも想像出来ますが、非常に穏やかで心優しいお方。実際にお話しすると、柔らかい口調なのですが、ついつい興味を惹かれ聞き入ってしまう事も多いです。

一時期、南米に住んでいたり、ミャンマーで僧侶体験をされていたり。

現在は、アジアの子供たちの支援もしながら、ゲストハウスPongyiで旅行者を迎えています。

 

f:id:sisitohdc:20181219090241j:image※1

Niinaさん

石川生まれのにいなさんは、何か人の役に立てる仕事をしたいと思ったのが、Pongyiで働くきっかけだったそうです。

まさきさん同様、とても穏やかな雰囲気の方で、玄関に入ると暖かく出迎えてくれました。

 

たった一泊の滞在でも、居心地の良さを覚えるのは、きっとこのお二人の穏やかで優しい雰囲気によるものでしょう。

ゲストハウスに泊まる事が初めての方は、勝手が分からず不安が大きいと思います。

しかし、そんな方にも分かりやすく、宿泊についての説明を行なってくれます。

また、金沢へ訪れるのが初めての場合でも、観光地やグルメスポットなどの情報を教えてくれます。

 

情緒があり、落ち着いて過ごせる部屋

Pongyiは、まるで実家に帰ったかのような雰囲気で、リピーターも後を絶ちません。

f:id:sisitohdc:20181219204143j:image※1

客室は三室

  • 男女共有ドミトリー(定員4名)
  • 女性専用ドミトリー(定員4名)
  • 和室(定員3名)

それぞれが、明るすぎない照明の中で配置されています。

最大でも10余人程度しか収容出来ない規模ですが、これが逆に人気の秘訣。

人間は意外と狭い空間が落ち着くもので、部屋に関しても同様の傾向が見られる事があります。

また、畳間の談話室が2部屋あり、同じ宿泊者と交流するもよし、明日の予定を確認するもよし、我が家のような空間の中でひと時を過ごせます。

f:id:sisitohdc:20181219214404j:image

https://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00497/より引用

 

外国人・他宿泊者と自然に交流出来る

僕がオススメする一番の魅力は、同日に宿泊した他の方と仲良くなれる事です。

というのも、そういった宿泊者同士が仲良くなれる環境をPongyiが作ってくれるからです。

 

まず、チェックインすると、スタッフが宿泊者同士の紹介を行なってくれます。

客室も少ないので、その日の宿泊者は全員顔見知りになれますよ。

そしてなにより、夜には様々なアクティビティが催されます。

折り紙や習字、三味線や琴の演奏など日本文化の体験から、スーパーで買い物をして鍋をしたりなど、毎夜イベントを行なっています。

イベントは参加自由なので、他に予定があればそちらを優先してOKです。

こういった環境の中で、自然と他宿泊者と交流が行え、仲良くなるきっかけが増えます。

f:id:sisitohdc:20181219213531j:image

僕が宿泊した日は折り紙でした。

英語が全く話せないのですが、にいなさんが間で通訳して下さり、同い年の外国の男の子と仲良くなる事が出来ましたよ。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Pongyiは、王道ゲストハウスといっても過言ではないほどに、“ゲストハウス”の魅力を感じる事の出来る宿です。

そして、その丁寧なもてなしが、ゲストハウスが初めての方や外国人客にも「もう一度ここに泊まりたい」と思わせる事に繋がっています。

一人旅の方は、ゲストハウスで交流する事に憧れつつも、中々自分で行動を起こせない方も多いと思います。

Pongyiは、そんな方にこそ是非一度泊まっていただきたいと思っています。

 

宿泊の詳細は公式サイト」へ。

※1の画像は全て、https://www.pongyi.com/より引用

 

合わせて読んでいただければ。

 

ゲストハウスを決めるなら一冊。