ししとうブログ

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【転職するべき?】作業療法士を辞めていく人に、理由を聞いてみた。

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作業療法士として働いていると、

この仕事を続けていくべきなのかどうか

という思いを持った事のある方は、多いのではないでしょうか?

もちろん様々な理由や事情があるため、

一括りには出来ません。

 

今回は、僕の周りで退職していった作業療法士達の本音を紹介していきます。

転職を考えている方はもちろん、自分以外の思いを知りたい方も、参考にして頂ければと思います。

 

目次

 

「自分に向いていない、合わない」

学校の同級生ですが、急性期病院に1年勤めた後退職しました。

 

そもそも学生時代から、自分の思っていた職業像との違いはあったそうです。

ですが、奨学金を借りて入学した手前、

せめて数年は働いてみようと決めて、就職したという経緯です。

 

いざ働いてみても、

職場内や患者さんとのコミュニケーションが上手くいかない事が多く、悩む日々が続いたようです。

元々物静かな性格もあって、主張の少ない温和な雰囲気の彼。

現在は、プログラミング関係の仕事をしていて、充実しているそうです。

 

作業療法士は、やる事の幅広さがある反面、

実際にそこの職場で働いてみるまで分からない部分が多いのが事実です。

また、世間的な認知も低く、イメージと実際のギャップが生まれやすい職種とも言えます。

そのため、自分に合わないと感じ辞めていく人は少なくないようです。

 

 

「経験、知識を増やしたい」

こちらも同級生で、老健で2年勤めて転職しています。

真面目でしっかりした彼女は、地元近くの老健に就職しました。

 

老健でのリハビリは、良くも悪くも日常的な変化は少ないのが特徴です。

働いていく中で、

自分が働いている施設にくる過程を知りたい

そう思い、転職を決心したそうです。

 

現在は、急性期と回復期病棟のある総合病院で働いています。

ある程度の経験を積んだら、また老健施設などで働いてみたいと話していました。

 

こちらも比較的よくある転職理由です。

作業療法士は、分野によって働きが多種多様です。広い世界で作業療法士として働きたい方は、再び作業療法士として転職するパターンが多いですね。

 

「収入が少ない」

生々しいと言えばそうですね(笑)

ただ現実的な話、収入面は結構シビアです。

 

回復期病院である僕の職場の先輩は、収入面の不安から訪問リハビリへ転職していきました。

 

話を聞いていると、

結婚したため、家族を養っていく必要がある。

共働きだが、子供が出来ると収入面で不安が残るため、より給与の高い訪問リハビリへ行くと決めた。」

という経緯でした。

 

作業療法士は分野によって、給与の違いがあります。特に精神科や老健、訪問リハビリなどの施設は、他分野に比べ高い場合が多いです。

ただ、家族を養うためには共働きが現実的。

場合によっては、医療機器の販売などの、OTとしての経験を活かした高給取りに転職する人もいます。

 

年功序列で出世出来ない

先ほどの収入面と重複する部分もありますが、

収入を上げるためには、役職につく事は重要です。

 

しかしセラピスト業界では、年功序列方式で役職がシフトするシステムの所が多く、

いくら頑張っても評価されないという致命的な欠点がある事は否めません。

特にスタッフ数の多い職場では、上の層が詰まっていて昇進なんて夢のまた夢。

 

中堅層の先輩セラピストは、それに嫌気がさして辞めていく人も数人いました。

 

作業療法士は、仕事にやりがいを持っている人が多いです。

同様に能力で評価してほしいと考えている人も多く、組織の体制に不満を覚えてしまうのは自然と言えば自然です。

コンサルティング関係や、営業などのインセンティブ(歩合制)関係へ転職した事で、やりがいを見出す人もいました。

 

まとめ

 

作業療法士はイメージとのギャップが生まれやすい

作業療法士という仕事自体が世間的にまだまだマイナーな職種です。

 

作業療法士を目指して学校に入るまで、どんな仕事か想像しにくく

また、学校で知識を得ても、就職する分野によって特色が様々なため、理想とのギャップが大きくなりやすいのです。

 

そのため、転職して他の分野で働く人もいれば、作業療法士以外の道を進む人も多いのが現実です。

 

僕は副業のブログで稼ぐ

個人的な話になってしまいますが、

僕は、今の仕事が大好きです。

やりがいもありますし、ずっと勉強出来て、日々変化があるので飽きませんし。

ですが、収入面の不安はあります

 

現在副業として、このブログ広告での収入を得られるようになってきました。

出来れば、この仕事を続けながら、収入面の不安が無くなる程度になればと思っています。

 

副業を考えている方はこちらの記事をどうぞ。

 

転職自体は悪い事じゃない

先に紹介したように、転職する意義は人それぞれですがあります。

もちろん、新しい環境で再スタートという大変さはありますが、今の状況に納得出来ないのならば早めに行動する事がおすすめです。

 

作業療法士として転職を考えていれば、

一度転職サイトで相談してみるのがいいかもしれませんね。

僕も、転職サイトで相談した事ありますよ。

結局は今ブログで副業してますが(笑)

 

 

 

作業療法士として働いている方、働こうとしている方の参考になれば幸いです。

 

こちらもどうぞ。