リハビリ用訓練マットレスを買うならこれ!【おすすめ2選】
今回は、ネットで購入出来る訓練用マットレスの中でも、絶対おすすめ出来る商品をいくつかご紹介します。
現役作業療法士である私が、実際に病院で使ったものを厳選しています。
「病院で使用している、訓練用のマットレスがボロボロになって買い換えたい…」
「自宅でヨガやフィットネス用としてマットレスを購入したい…」
など、訓練用のマットレスを探している方は是非参考にして下さい。
マットレスを選ぶ時のポイント
サイズ
マットレスは使用用途によって必要なサイズ(特に縦と横の長さ)が違います。
縦幅は身長に影響するので分かりやすいですが、横幅は見落とされがちです。
寝返りなどの体位変換では、横幅が必要になってきますのでサイズは必ず確認しておきましょう。
クッション性
基本的には低反発のものがおすすめです。
柔らかすぎたり硬すぎるのはデメリットが大きいので、よく検討しましょう。
柔らかすぎ→マット上での動きにくさ、姿勢の不安定さ
硬すぎ→同一姿勢での痛みや褥瘡などのリスク
耐水性
耐水性はかなり重要です。
汚染した際の洗浄の手間や、臭いや汚れに繋がります。
防水加工を施してあるものを選んだ方がいいでしょう。
耐久性と値段
基本的に、値段はピンキリなので想定している使用期間との兼ね合いを考えましょう。
安価でも劣化が激しいものでは、買い替える手間やコストが高くつく場合も多いので注意しましょう。
ダントツの満足度!AIREX(R) エアレックス マット(1.5〜5万)
リンク
病院や施設規模での購入の場合は、こちらのエアレックスマット一択かと思います。
クローズドセルと呼ばれる、セル(気泡)が無数に含まれたクッション構造が特徴です。
実際に私が働いている病院でも、様々なマットレスを試しましたが、エアレックスマットが最もセラピスト・利用者ともに満足度の高い結果でした。
セラピスト観点のメリットとしては、
- 抗菌、防水加工が施されており、汚染した場合などの洗浄が簡単。水洗による劣化が少ない。
- 薄くて軽いため、持ち運びが簡単。
- 滑り止め機能、衝撃耐性が高く、安全性が確保される。
- 耐久性が高く、5年程度使っても目立った劣化が無い。
利用者(患者)観点のメリットは、
- 座位、臥位ともに同一姿勢でも疲れにくい、痛みが出にくい。
- 冬でも冷たくない。
- 清潔感がある(汚れが目立たない)
上記のメリットは、実際に使ったセラピストや利用者の評価です。
他製品に差をつけている一番の理由は、
とにかく綺麗なまま長持ちする事です。
クッション性が高い商品は結構ありますが、耐久性が低かったり、汚れが目立ったりしてしまうものが多いのが正直なところです。
そのような商品では、施設規模になると、頻回に使用する事や汚染などによって買い替えなければなりません。
高い機能性を踏まえながら、施設管理物としても高い信頼を誇るエアレックスマットをおすすめします。
マットレスとしては正直値段が高価に感じますが、使用期間を考えると妥当でしょう。
しかし、もう少し費用を抑えたい場合はこちらをおすすめします。
リンク
サイズと厚みが少し抑えられたタイプですが、こちらでも大きな不便はありません。
ただしこちらは、マットを広く使いたい場合や、体位変換を行う場合はあまり向いていません。
使い心地と値段に文句なし!Gruper ヨガマット(3千円前後)
自宅など、家庭での使用を考えている場合はGruperのマットがおすすめです。
リンク
エアレックスマットに比べるとやや劣りますが、それでも防水加工、耐久性、滑り止め、軽量といった機能性がかなり充実していますし、薄さに対しクッション性が高い事も特徴です。
ケースも付属されており、収納面でも優秀ですね。
当院の患者様で、入院中に使用して、退院時に購入されたケースもあります。
訓練プログラムによって使い回しが出来るのもメリットの一つですね。
なんといっても安い!(笑)
両面に滑り止めが付いており、リバーシブルで使用出来ます(カラーも数色あります)
是非、リハビリで使用するマットレスを探している方は一つの参考にしてください。