ししとうブログ

作業療法士が仕事×カフェ×ブログの事を書いてます。

子どもから高齢者まで!折り紙でおすすめの教本を世代別に紹介!

f:id:sisitohdc:20190616103405j:image

子供から大人まで親しまれている折り紙

皆さんも一度は経験がある活動ではないかと思います。

 

色々な折り方があり、無限大の可能性を秘めている魅力がある反面、

折り方が分からない

という悩みもつきものです。

 

僕が子供の頃は、祖母に教えてもらったりしていましたが、現代では便利なもので折り紙の本がたくさん売っています。

 

今回は、「折り紙をしたいけど折り方が分からない」「新しい折り方を知りたい」などのニーズに応える情報をご提供します。

 

年代や使用目的、難易度に分類した上で、おすすめの折り紙本をご紹介致します。

 

ぜひ、1つの参考にしてみて下さい。

 

目次

 

年代、世代別のおすすめ折り紙本

折り紙は、年代や世代によって目的や効果が違ってきます。

詳しくはこちらの記事から

 

それぞれの目的や状況を踏まえて利用しやすい折り紙教本をご紹介します。

 

 

幼児〜小児向け

基本的に、子供に対しての折り紙の意味合いというものは、2つあります。

1つは「知育活動」いわゆる教育ツールになります。

そしてもう一つは、「共同活動」これは親子のコミュニケーションツールとしての役割を意味します。

 

そのため基本的に、お子様に折り紙を教える場合は、親が一緒に折りながら行う事になります。

 

親御さん達が「久しぶりすぎて折り方を忘れた」という出来事はよくありますので、簡単かつ折り方を確認出来るという前提を踏まえて以下の教本をご紹介します。

 

 

 

こちらは、幼児の発達に合わせて折り紙を覚える事の出来るシリーズです。
 
一番のポイントは工程が少なく、幼児でもその内覚える事が出来るという点です。
 
角を合わせる、折り返し、膨らませるなどの工作の基本も身につけていく事が出来ます。
完成した後も、折り紙に絵を加えて顔を描いたり、飛ばしてみるなどの遊び方のヒントも載っています。
そのため、子供の空間認知能力などの発達だけでなく、創意工夫の発想力も養われるメリットがあります。
 
シリーズになっており1.2.3歳版などもあるため、対象のご年齢に合わせて利用出来ますね。
 
 
 
こちらは、お子様方に人気のあるキャラクター達を折り紙で作れる本です。
有名どころのキャラクターばかりですが、なんとディズニーサンリオのキャラクターまでが作れます。
 
先ほどの教本に比べるとやや難易度が上がるようです。(とはいえ鶴が折れれば問題なく出来るレベルです)
そのため適正としては、5歳ごろから小学生あたりになりそうですね。
 
親子で一緒に折るだけではなく、折って完成したものを子供にプレゼントしてあげる方も多いようです。
また、壁面に装飾するなどして残しておくとお子様も喜ぶでしょう。
 
馴染みのあるキャラクターを作れるため、お子様の興味や意欲を引き出しやすいメリットがあります。
 
男の子で、キャラクターよりも恐竜や飛行機などが好きな場合はこちらもオススメです。
 

成人向け

大人の折り紙が流行っている事をご存知の方も多いのではないでしょうか?

ストレス発散趣味の一つとして注目されていますが、こちらのような折り紙はいかがでしょうか?

 

こちらは、一般的な折り紙を折りたい方にオススメです。

見本の解説などが分かりやすく、難しめのものでも比較的スムーズに折る事が出来ます。

 

普通の折り紙教本ってたくさんあるのですが、

掲載されている作品数が多い事と、季節に合わせて区分けされている事がグッドポイントでしたので、こちらを選ばせて頂きました。

 

 

こちらはユニット折り紙と呼ばれるものです。

折り紙を組み合わせて、くす玉状に完成させると様々な形や模様が表現出来ます。

 

完成品がとても華やかなので、自宅内に飾ることも出来ますね。

 

 

こちらに関しては、お洒落な作品というだけでなく、生活内で使えるグッズになるというのが大きなポイントです。
 
小さなメッセージ入れや、箸袋、メモスタンドなどなど、ちょっとした時に役立つ小物が作れるので、主婦の方などに人気がある本ですね。
 
手作りの小物が一つあると、空間に温かみが生まれて気持ちいいものです。
 
 

高齢者、認知症患者

折り紙の良いところは、ご高齢の方でも馴染みがある活動という部分もあります。

 

折り紙は、手先を使うだけでなく、折り方の想起など脳機能の活性化にも繋がるため、認知症予防としてリハビリに用いられる事もあります。

また、認知症患者の認知機能維持にも効果が認められています。

 

こちらは、昔ながらの折り方の種類が豊富にあります。

懐かしさを感じながら取り組む事が出来るだけでなく、折り方を思い出す脳の賦活にもなります。

なるべく身近な折り方が良いため、こちらを紹介させていただきました。

 

 

もう一つおすすめするのはこちらの折り紙手芸です。

これは、三角のパーツをたくさん作り、それを組み合わせることによって作品が出来上がるというものです。

 

折り紙手芸のメリットとしては、

  • 一つの簡単な折り方を覚えるだけで様々な作品が作れる(出来映えが綺麗)
  • 折る工程が簡単なため、ストレスになりにくい

という点があります。

作業療法と呼ばれるリハビリの中でも、折り紙手芸は、用いられる事の多い活動になります。

 

 

折り紙を始めようと思っている方や、家族と一緒にしてみようと思っている方は是非一つの参考にして頂けると幸いです。